十人十色

人が意思を持ってる以上、認識を完全に同じくするってのは難しいというか不可能なんだよね...
と、当たり前のことなんだけど言わずもがなのことなんだけどあえてテキストにしてみる。
自分が
「いいなあ」
と思っていた物事が、ちょっとしたことであっさり覆ってしまう。
自分の中身みたいなもんをシャベルで掬い取られたような感じがする。
不思議なことに、おそらく以前の私であれば激しく落胆したり悲嘆にくれたり、掬い取られた表面は鉢の中にいつのまにか沸いてる蛭のようにうじうじとしている。
今は掬い取られた瞬間半透明の何かで埋められて元通りのようになっている。

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先日、幼馴染 I ちゃんのお手伝いで参加したイベントの打ち上げがあって、私は調子悪くて遠慮させてもらったんだが、その報告を頂いた。
自分で楽しむだけたのしんで他の人を置いてけぼりにした感があったピアニカさんが、数人かの記憶の中にしっかりと残ってたってことが、なんだかとっても嬉しかった。
人の記憶に残るってことは、自分がしっかり生きてるあかしだからな。
喘息でバデーはへろへろだが、中身は結構しっかりしてきてるのかもしれないですハイ。